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社会見学バスの話・74 黄色いナイアガラの滝 

 サービスエリアの女性用公衆トイレ。その前に蛇行する長い長い順番待ちの列は、ゆっくりとゆっくりと進んでゆく。
 もう、これ以上ないくらい我慢を続けているのに――。
 2年A組の少女達にトイレの順番が回ってくるまでのカウントダウンは、時計の針が止まってしまったかのように遅い。何度前を見ても百人近い行列は、高速道路の渋滞の列同様、ほとんど進む気配もない。
 順番待ちの行列の中に、佳奈たちは固まって並んでいた。他の順番待ちの女性達とは明らかに違う様子の、見るからに『もうだめ、限界』と全身で叫んでいるかのような我慢ポーズで、およそ10人余りの少女達が荒い息を繰り返し、しきりに脚をモジ付かせ、腰をくねらせ続けている。同じ制服姿の少女達が、ずらりとオシッコ我慢の見本市のようにトイレに並んでいるのは、いっそ壮観な眺めといって良かった。
 固まって行列に並ぶ少女たちの先頭にいるのは頼子だった。交互にきつく目をつぶり、ピンと背中を反らせてきゅっと口を噤む。
 小さな手のひらは清楚な膝下丈のスカートの前に重ね揃えて押し当てられ、爪先はひっきりなしに地面をたたく。衆目の中でせめて恥ずかしい格好をするまいと必死なのが一目で分かる、躾けられたお行儀のよさを窺わせる我慢だ。が、もはやその小さな腰は小刻みに震えており、乙女の恥ずかしい水門が限界なのがはっきりとわかる。
 きつく両手で支えられた脚の付け根、スカートの奥では、恥ずかしい下腹部の水圧に耐えかねたように、小さなオシッコの出口がヒクつき、ぷくりと膨らむ。小さな出口が緩み、いまにも重ね当てた手のひらの中めがけてじゅじゅじゅしゅわあああと、つつましやかな頼子の外見とは裏腹の、激しくも豪快な水流を迸らせてしまいそうな様子だ。
 すぐ後ろに並ぶ綾は、そんな頼子の肩に捕まるようにして、辛うじて倒れそうになる身体を支えていた。深く「X」の字を描くように交差させれた脚は、ぎゅっと膝を重ねて上下に曲げ伸ばしを繰り返し、尿意に震える女の子の『イケナイ場所』を支えていた。クネクネとよじられる腰は、下腹部のダムの最も脆い場所にのしかかる総水量を少しでも分散させようとひっきりなしに動き続ける。
 しかし、疲れきって言う事を聞かない足は前に歩くどころか、しっかりと地面を踏みしめて立つこともできない。ただただ、太腿を必死になって擦り合わせ、オシッコをせき止めうようとすることだけで精一杯だ。頼子に体重を預け、縋りつくようにして宙をさまよう視線は、ときどき思い出したようにきつく閉じられる。ずん、ずんと乙女の水門を乱暴にノックする身体の内側からの欲望に、綾はぶかぶかの袖を掴むようにして必死に耐えていた。
 スカートの前を握り締め、俯いた頬を長い髪が流れる。熱い吐息が頼子の背中を擦っていた。
 羽衣は、そのすぐ後ろで乃絵と支え合うようにして身体を寄せていた。内股に爪先を曲げ、スカートを持ち上げるような大胆さで、遠慮なく身体の前から深く手のひらを股間へと伸ばす。
 右手を脚の付け根に差しこんで、人差指と中指で下着の上から直接、大事な場所を押さえ込むその様は、思わず好奇の視線を寄せたくなるほど見事な我慢ポーズだ。下着の上からはっきりと『オシッコの出口』ピンポイントで押さえるのは、我慢効率としては最も効果的ながら、それだけ羽衣の状況が切羽詰っていることを知らせていた。めくれたスカートの裾から丸見えの白い下着には、すでにじわじわと黄色い染みが広がっている。
 乃絵もその隣で、おしりを突き出し膝を曲げた前傾姿勢となり、きつく歯を噛み締めていた。身体の内側から膨れ上がる凄まじい水圧に、今にも打ち破られそうな脆い水門へ、ぶるぶると肩を震わせて左手をあてがって耐えている。
 乃絵は羽衣のようにはっきりと『出口』をふさぐのではなく、乃手のひらでおんなのこの大事な部分全体を包み込むようにして覆っていた。きつく抑え込むのではなく、常に動かし、下着の上から『おんなのこ』を撫で、さすり、時には優しく揉みほぐすようにして、押し寄せるに用意を和らげようとしているのだ。
 羽衣も乃絵も、既にその足元には、幾筋もの水流が伝い落ちて、脚元のアスファルトを濡らしている。体内の水圧に負けて噴き出した滴が、下着にぶつかりぷじゅっ、とくぐもった恥ずかしい音を響かせる。膨らみきった羞恥の水風船は、時間の経過とともに激しく収縮を繰り返し、押し寄せる波の激しさはいよいよ強さを増している。懸命にあそこを抑え込むものの、片手だけでは水圧を支えきれないのは明らかで、二人はすぐにでももう一方の手を応援に向かわせるべきだった。
 しかし、寄り添う二人は、その手を指を互い違いに固く繋いで離さなかった。この窮地を乗り切るためには、『おんなのこ』を直接手で押さえ握りしめるよりも、つないだ手でお互いの心の支え逢うことが大切だと理解していたからだ。
 そんな熱々カップルぶりを見せつける二人から視線をそらし、一見、平静を装っているのは千代だ。澄ました横顔をつんとそむけ、『私は他の子たちとは違うの』とばかりに表情を取り繕ってはいるものの、小刻みに震える脚はそれを隠し切れてはいない。革靴の爪先を立てるようにトントンと地面を叩き、制服のスカートのポケットに深く手を差し入れて、そこからぎゅっと下腹部を押さえ込んでいる。
 人前で前押さえなんてするわけないという意志の表れだが、制服の布地にくしゃくしゃに皺を寄せるくらいにきつく下腹部を押さえ込んでいては説得力も薄い。長時間の我慢で張り詰め、少女たちの下腹部を歪めるほどにまあるく身体の外へ向けて「せり出した」乙女のダムを、両手で抱え支えるように。
 あるいは、おなかに宿した大切な命を抱えるように――きちんと背伸びをして、まっすぐ順番の列に並び、けれど千代の頬は赤く、小さく開いた唇からは熱い吐息が漏れていた。彼女もまた限界が近い。
 きちんと背伸びをして待つ千代の後ろで、亜里沙はもはやそれどころの騒ぎではなかった。我慢の限界を超えてしまった彼女の尿意は、既に順番待ちを待つどころの余裕を残していなかったのである。
 亜里沙は水筒代わりに持っていたペットボトルのふたを開け、大きく開いた足の付け根に近づけていた。立て膝にしゃがみ込み、下着を膝までずり下げて股布を大きく引っ張り、ペットボトルの飲み口をオシッコの出口へと押し付ける。
 せっかくバスを降り、公衆トイレまでたどり着いたのに――きちんと『オシッコのできる場所』を目の前にして、亜里沙はペットボトルの中に恥ずかしい排泄をしなければならなかった。
 丸く小さな排泄孔が、白い下腹部の先端にぎゅっと押し当てられる。同時に、中身のぱんぱんに詰まった水風船を針でつついたかのような噴射がはじまった。我慢に我慢を重ね続けたおしっこは量勢い共に半端ではない。透明な容器の中に注ぎこまれる水流の勢いはすさまじく、少女の排泄孔は入り組んだつくりをしているため、小さな飲み口には到底おさまりきらないのだ。熱々のホットレモンティーの多くは小さな飲み口に注ぎ込むことはできず、黄色い水流は溢れて床に飛び散ってしまう。
 小さな容器の中に勢い良く注がれるオシッコは見る間にペットボトルを――亜里沙の『おんなのこ』の代わりされた容器をいっぱいにし、その飲み口から黄色い雫を逆流して噴き出させる。
 女の子がオシッコを途中で止めることはとても難しく、排泄孔をうまく絞って勢いを調節するなんてややこしい芸当は不可能に近い。中途半端に出したおしっこは、却って亜里沙の尿意を加速させる。もういっぱい、もう出すところはないと言っているのに、意地悪なオシッコはたったいま覚えたばかりの女の子の恥ずかしい出口、脚の付け根の水門めがけて押し寄せてくる。




 並ぶ少女達と同じ数だけの、満水状態の乙女のダムが、ずらりと並んで勢ぞろい。しきりに左右に前後に上下に揺れ動きながら、じゅじゅ、じゅううとおまたの間、脚の付け根の奥にある秘密の出口を熱い雫で濡らしてゆく。
 高速道路での悲劇から、何人ものクラスメイト達が、下着を、スカートを、押さえた手のひらを濡らして脱落していった。そんな過酷な道のりを乗り越え、予選とも言える長い我慢を踏破して辿りついた『選抜組』の少女たちに与えられたのは、衆人環視の中、身を隠す事も出来ず、動けず、すぐ目の前の女性用トイレの個室に駆け込むこともできないまま、オシッコ我慢の限界を迎えることだったのだ。
 いまや順番待ちを強いられる2年A組の少女たちの姿は、それぞれ脚の付け根で、1リットル近くの恥ずかしい水を抱え、グラグラ沸騰するティーポットを抱え続ける拷問のようだ。沸き立つ尿意は少女たちの意思を無視して激しく暴れ、股間を押さえ込む手は、揺れ動くポットをひっくり返すまいとして懸命に押さえ持ち上げているのである。しかしその重みに耐えかね、酷使された少女の身体はもはや限界だ。
「あ……ぁ、ぁッ……、だめ……ッッ!!」
 十人いれば、十人分の我慢。お互いを支え合い、励まし合い、それだけ長く我慢できる――なんてことはあり得ない。一つ堰をきれば、それは即座に呼び水となって、左右のダムの崩壊を誘った。行列の中――ずらり並んだダムの奥。もっとも脆い水門が破られ、激しい放水音をぶちまけた。

 ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!

「あっ、あっ、あっ………!!!」
 遂に決壊がはじまったのだ。同時、それは見る間に周囲に伝播し、少女たちはまるでそれを合図にしたかのように、一斉に放水をはじめてしまう。
 連鎖的に水門が押し開かれてゆく。行列のそこかしこで響き始める恥ずかしい水流の音が、高くアスファルトの上に飛び散った。
 一人のオモラシは隣の少女達の尿意を誘い、立て続けにティーポットがひっくり返る。じゅじゅじゅじゅわあああじょわああああああっぶじゅうぅうううぶしゅうっ、びちゃびちゃじゅばばばあ……トイレの順番待ちの列の中で、制服姿の少女たちが一斉に脚元に水たまりを広げてゆく。
 並んだ少女たちの水門が次々にこじ開けられ、大決壊の放水が始まる。制服のスカートの上、股間をきつく握りしめた手のひらを突き破るように、激しい音をアスファルトの地面の上にまき散らし、黄色い滝を出現させてゆく。
 横に広がり飛沫く奔流は、まるでオシッコのナイアガラ。
 恥辱に泣き出す少女達に容赦なく、携帯カメラが向けられた。そう、人混みの中にはじっとこの光景を待ち望んでいた者たちがいた。少女達が『あの』2年A組、『あの』社会見学バスの生徒達だと知って、じっとその後を辛抱強く追いかけてた者たちだ。思春期の少女たちが限界までオシッコを我慢させられ、羞恥と屈辱の中オモラシをする――それを今か今かと待ち望み、渋滞の中、喰らい付くように執拗にその後を追いかけ、少女達が限界を迎え、恥ずかしく脚元をずぶ濡れにさせる瞬間を、固唾をのんで見守っていた不埒者である。
 やめて、やめてよぉ。
 叫ぶ声も届きはしない。フラッシュが焚かれ、シャッター音が刻まれる。揺れ動くレンズは動画の撮影だ。女性用トイレの前の、順番待ちの長蛇の行列という、オシッコ我慢を印象付けるにはこれ以上ない食らう意の格好のロケーション。
 モジモジ、クネクネ、腰を振り足を踏み鳴らし、清楚な制服のスカートの前を握りしめ。遂には顔を真っ赤にして、眼には涙を浮かべ、ついに力尽き果て豪快なオシッコの滝を噴き出させてゆく少女たちの繰り広げる痴態を、一秒も余すところなく永遠に記録に残さんと、下卑た欲望が思春期の少女達をずたずたに切り裂いていく。

「あっオシッコ我慢してるよ! ねえねえママ!! あのお姉ちゃん達、あんなに大きいのにオシッコ我慢してる!! あっあー!! ほら見て、ママ!! お姉ちゃんオモラシ!! オモラシしてるよ!! いけなーいんだー!!」

 親子連れの――おそらくは姉妹なのだろう。幼稚園に通うかどうかのあどけない少女が、佳奈たちを指差して大声を上げる。無邪気な指摘に、少女達の恥じらいは否が応でも加速し、その苦痛は増すばかりだ。2年生にもなってオシッコ――オモラシ。それも、トイレの目の前で。
 ありえないはずの痴態、恥辱。呻き、懸命に足踏みをして下腹部の水門を閉ざそうとしても、もうオシッコは止まらない。永遠に続くかのようにいくつもの豪快なアーチが地面をたたき、初夏の日差しに焼けた黒いアスファルトに、黄色い湖が湯気を上げながら広がってゆく。
 じゅぼぼぼじょぼぼぼぼと出来たばかりのほかほかの黄色い湖面に叩きつけられ、オシッコの『滝壺』の周辺には飛沫と一緒に白い泡まで立ち始めた。
 いっそ女性用トイレを水没させんばかりに、少女たちの身体から噴き出す恥ずかしい水流は、いよいよ激しさを増してゆく――。
[ 2013/08/31 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)

社会見学バスの話・73 順番待ちとぶり返す尿意 

 バスを降り、さらにサービスエリアまでの長い道のりを踏破して。
 2年A組の少女達の中で、特に運の良い――あるいは、オシッコ我慢の得意な少女達は、どうにかして公衆トイレまで辿り着く事が出来ていた。
 少女達もまた、女性用の公衆トイレの前に蛇行し行く手を塞ぐ、百人をゆうに超える順番待ちの行列に驚き、戸惑い、挫けそうになり、――それでもなおお互いに励まし合い、心を奮い立たせて、その列の一番後ろについた。
 クラス担任の蓉子が見せたのように、順番を抜かしたり、無視して入り口に駆け込もうとしたりといった醜態はもちろん見せない。
 きちんとお行儀よく、礼儀正しく、順番待ちの苦行に身を投じたのだ。
 その理由は明白である。ちょうどこの時、隣の男性用トイレでは、一世一代、空前絶後のド派手な大迫力オモラシをして、そのまま腰を抜かしへたりこんだまま動けなくなっていた蓉子が、左右を初老の男性に抱えられてサービスエリアの事務所まで引きずられていったところだった。
 両脇を抱えられて引きずられていく蓉子は、なお先生なのに、大人なのにと叫びながら、世話を焼いてくれている男性達の手を振りほどいてトイレに戻ろうとし、その場にまたぶじゅううと激しい水流を迸らせる。
 まったく、なにひとつ、見習うべき人生の先達に相応しい行動を示さないままに退場してゆくクラス担任の評価は、かつてない最低ランクにまで落ち込んでいた。

 ――あんな恥ずかしいこと、死んだって真似したくない。

 それが皆の総意だった。
 たとえ限界であっても、わめいたり騒いだり、暴れたりはもってのほか。
 蓉子本人は預かり知るところではないが、蓉子の醜態、暴挙は見事に反面教師として、2年A組の少女達に、あくまでも慎ましやかに振舞うという、淑女の振る舞いを教えていたのである。
 教師があんなだから生徒達も似たようなものだなんて、安易に思われたくないという心理が、見事なまでの連携を生んでいた。
 行列にはすでに大きく制服を濡らし、隠しようもないほどにスカートの股間からお尻までの色合いを大きく変えている少女達の姿もある。
 そうでない少女達も、激しく掴まれた股間には大きくしわを寄せ、下着には多かれ少なかれ、チビってしまったオシッコで恥ずかしい染みを広げている。長い長い高速道路での我慢と、繰り返される悲劇。ここまで辿り着いた少女達とて、まったくの『無傷』では済まなかった。
 中には、もうはっきりと、我慢できずにオモラシを済ませてしまった様子の少女達もいる。まだ我慢を続けている他のクラスメイトとは明らかに異なり、下半身をずぶ濡れにし、なおぴちゃぴちゃぽたぽたと雫を足元に垂らしているような少女達だ。
 しかし、そうした『オモラシ済み』の彼女たちが順番待ちの行列に並んでいるのは、トイレで汚れた服を着替えたり、下半身を濡らすオモラシの後始末のため――ではない。
「はぁああ……っ」
「んぁ……ぅ」
「くぅぅ……っ」
 オモラシの証、大量のオシッコでたっぷりと制服を汚してなお、彼女たちはなお下腹部に滾る、激しい尿意に苦しんでいたのだ。
 そう。ここでもまた予想外の二度目の尿意によって、2年A組の少女達は翻弄されていたのである。
 少しずつおチビリを繰り返して、すっかり濡らしてしまったもの。
 懸命の我慢にも関わらず、高まる水圧に乙女の水門が押し開かれ、公衆トイレまでの途中でオモラシをしてしまったもの。
 恥ずかしい決意と共にバケツやバスの前で、オシッコを始めてしまったもの。
 経緯は様々であれど、彼女達『オモラシ経験済み』組は、確かに下腹部に膨らんでいた恥ずかしい水風船を満たす熱い水は、残らす押さえた下着の中や、スカートの奥に噴きこぼしてしまったはずだと言うのに――下半身をずぶ濡れにさせた少女達の身体の中、ぴくんと張り詰めた下腹部はみるみる新しい恥水に満たされてゆく。
 困惑と戸惑いの中、『経験済み』のはずの少女達は有無を言わさず突如の尿意我慢リターンマッチのリングに上げられてしまったのである。
 その理由は複雑である。体調や、長時間の緊張の具合で不用意に尿意を覚えることもあるだろうし、飲料工場で摂取した利尿効果たっぷりの紅茶やスポーツドリンクのせいということもある。しかし、それよりもなによりも。
 きちんとしたトイレに入らず、緊張状態でオモラシをした状態では、完全に尿意が解消される事はありえないという事実を、少女達は知らなかったのだ。
 単純な思考である。激しい緊張と羞恥の中出口をきつく塞ぎ、下着の奥の水門が開かないように懸命に押さえ、『出しちゃダメ』な状態で漏らしてしまう場合と、誰の目も届かない場所で一人静かに心を落ちつかせ、大事な部分をあらわにして、きちんとしゃがみ、あるいは腰かけ、自分から恥ずかしい水門を全開に開いた『出してもいい』状態でオシッコを出す場合と。
 一体どちらの状態が、排泄器官がトイレに適した弛緩状態になるのかは明白なのである。極度の我慢で酷使され、未だ緊張状態にある下半身では、たとえ我慢の限界を突破してオモラシが始まったとしても、そのまま完全に膀胱が空になることはあり得ないのだ。
 トイレに入って用を済ませる――『オシッコをするための場所』で、お行儀よくきちんと用を足せる、のであればともかくも、トイレではない場所でのオモラシでは一度に放水は終わることはなく断続的に訪れる猛烈な尿意と共に、小康状態と激しい噴出の繰り返しとなる。
 『ちゃんとしたオシッコ』が出来ていないと判断した理性は、たとえ限界を超えた我慢の結果であっても、ある程度下腹部の水風船の中身が抜けて楽になったところで、自然と水門を閉ざしてしまうのである。
 結果、中途半端なところで止まったオシッコは、身体が冷えるにつれすぐさま第二派の尿意となって襲い掛かってくるのだ。
 これまでは膀胱が限界水量までオシッコを溜め、猛烈な水圧で膀胱の入り口を塞いでいたため、『もう入りきらない』と身体の中に滞留していた水分は、膀胱の貯水量が減ったことを敏感に察知し、恐ろしい速度で少女のダムへと恥ずかしい熱水を補給してゆく。
 まったくありがたくもない水分補給は、迅速かつ高速に貯水タンクを満たし、一方で長時間の我慢で酷使され続けた排泄器官は過度に敏感になり、些細な水位の上昇であっても、必要以上に強烈な尿意を感じ取ってしまうのだ。
 一度そうなれば、漏らしたばかりという事実も相まって、少女達の羞恥は二重に跳ねあがる。

 ――さっき、漏らしちゃったばかりなのに、なんで……?

 言う事を聞かない、自身の身体への不信や困惑は、更なる尿意の呼び水となり、そんな尿意は実際に循環器系を刺激して、一層多くの不要な水分を健康的な身体から絞り出そうとしてしまう。その苦痛は並大抵のものではない。
 本来、『オシッコが溜まった』のだから『トイレに行きたい』という欲求が起こるのであるところを、その逆、『トイレに行きたい』と感じているのだから『オシッコが溜まった』のであるに違いないと身体の側が誤認して、本当にそれに足るだけの水分を、膀胱へと注ぎこんでしまうのだ。
 順番待ちの少女達の我慢は、まだ終わらない。
[ 2013/08/30 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)

社会見学バスの話・72 戸塚智代その2/木場小百合 

 そしてまた、数名の少女達はバスを降りはしたものの、もはやサービスエリアのトイレまで向かい気力もなく、駐車場で力尽き、そのまましゃがみこんで、泣きながら足元のアスファルトに恥ずかしい水たまりを広げていった。
 智代のオシッコは、バスが停車する以前から既に半漏れ状態であった。智代の下腹部の小さな器に納まりきらないオシッコは、もう両手両足の指で数えきれないくらいのおチビリを繰り返している。その上で、何度じゅうじゅうと下着に熱い雫を噴き出させてしまっても、下腹部の乙女のティーポットには次々と新鮮なオシッコが注ぎ込まれ、膀胱はまったく縮まる様子もないまま、激しい尿意を訴え続けているのだ。
 智代は目に涙を浮かべながら必死にトイレへ走った。何度も何度もおチビリをしてしまい、既に下半身はオモラシとまったく変わらない状況だ。事実、これまでの間に智代がチビった恥ずかしい熱水の総量は、智代の膀胱の限界貯水量をはるかに超えている。
 既に一回、たっぷりとオモラシをして、限界まで我慢したトイレ1回分のオシッコで制服と下着を汚してしまったのに等しいのである。
 股間にじゅじゅうと温もりを感じながら、オシッコが足を伝っていくのが感じられる。智代の走った後には、おしっこの染みが点々と残されていた。
「あっ、あっ、あっ!!も、もうだめ、なのっ、っ!!!」
 地面に恥ずかしいオモラシの痕跡を点々と残しながら――智代は懸命に前へ進もうとする。
 繰り返されるおチビりが脚を伝い、握り締めたスカートの布地をぐっしょりと濡らして、ソックスに染み込んでは地面に飛び散る。下着の股布からは直接ぱちゃぱちゃと雫が噴き出し、再びおチビりではすまされない大量のオシッコが溢れだしていた。
(や、やだぁ……だめっ、だめなの、だめなのに……ぁあぁあ……、お、オシッコ、まだいっぱい、でる……っ)
 興奮と緊張で下腹部がはりつめ、じゅじゅじゅうぅ、ぶじゅじゅうっ、と連続してみっともなくも激しいオシッコの噴射音。もはやおチビりなんて可愛らしいものではないのだが――いくらチビっても、一向に智代のおなかは楽にならない。
(、やだ……ぁ……もぉ、やだ……、なんで、こんなに、オシッコ……でちゃう、の……?)
 ぐず、と啜りあげる鼻声と共に、智代の頬を涙が伝う。全身の水分をあちこちから絞り出しながら、それでも智代のおチビりは停まらない。あるいはこのままずっと、百回を超え二百回を数えるのかもしれない。
 ――二百回も、おチビり。
 ありえない回数だが、今のペースで行われれば絶対にないとは言い切れない。小さな膀胱を抱え、猛烈な水圧を押さえ込むため酷使され続けた排泄器官はじんじんと疼き、オシッコの出口はすっかり赤くなるほどに擦り切れてしまっている。
 繰り返される噴出が、下着に染みてゆく熱い感触を広げ、ぐっしょりと湿ってもう保水力の限界に達した制服をまた新しく潤わせる。
 他の少女達が精々、数度味わえばよいオモラシの恥辱を、智代はその何倍も何十倍も受けなければならないのだ。
(わ、わたしの、あそこ、壊れちゃった、よぉ…っ)
 いくら利尿作用の強い紅茶を飲んだとはいえ、智代は公園を出発する前にトイレに行っているのだ。それなのに、それなのに、こんなに何度も、なんども。
 ――智代の下半身は壊れた様にオシッコを漏らし続ける。智代の心が擦り切れるのと、どちらが早いのだろうか。


 智代の斜め後ろ、バスの車体のすぐ真横で、小百合は一歩も動けなくなっていた。
「はっ…、は、…ッ、ふぅっ…」
 しゃがみ込んでしまってはいない。まだ、小百合はトイレに向かう事を諦めてはいない。
 けれど他の少女達との差異はそれくらいのもので、他はほとんど似たような有様だ。懸命に息を詰めながら、一時も休まずにその場で足踏みを繰り返し、太腿を擦り合わせる。
 小百合の我慢はやや特徴的で、他の前屈みになっている少女とは異なり、背中を反らし、薄い胸を突き出すようにして両手を背中から回し、おしりの方から脚の付け根に押さえていた。この体勢でぴょんぴょんと跳びはねるのが、小百合の標準的なオシッコ我慢のお作法なのである。
 しかしいまや小百合のぱんぱんの膀胱は跳びはねるどころか歩くだけでも破裂しそうで、もはやいつも通りの我慢ダンスで尿意の波を和らげることもできない。浅く開いた腿の付け根に両手を重ねるように押さえ当て、手のひらで覆うようにしてぎゅっと女の子の恥ずかしい場所を握り締める体勢のまま、ガクガク膝を震わせる。
 目には涙を浮かべ、頬を赤くし歯を食いしばって、小百合は全身を使って猛烈な尿意に耐え続ける。
 しかし――バスを降りてからはや十五分、小百合はいまだに、一歩も先に進めていない。
 涙に滲む小百合の視線が遥か先、サービスエリアの駐車場の彼方にある公衆トイレを見つめる。
(ダメ…も、もう、動けないっ…出ちゃう…っ)
 きつく押さえつけたスカートの奥、下着の股布にはじゅじゅっ、じゅうっと熱い雫が滲み、太腿に挟まれたスカートの色を変え始めてゆく。
 まるで、地面にこぼさなければオモラシではないと主張するかのように。小百合は自分の手のひらで作った入れ物に、オシッコを受け止めてしまう。小さく白い手のひらはみるみる、下着でろ過された黄色い水流で満たされ一杯になってゆく。
 女の子の大切な場所にあてがった手のひらに、おチビりの熱い水流を受け止めながら、小百合はぶるると肩を震わせた。
「んぁッ、……ぁ、あぅ、ぅうっ……」
 バスの周囲に人垣を作り、小百合達を遠巻きに眺めている他の人々の視線の中、こみ上げる尿意を押さえ込む事ができないまま、くねくね、もじもじ、前に突き出した腰をくねらせおしりを揺らしてしまう。
 悔しさと羞恥に、耳の先まで紅くなるのがわかった。
 何度も、何度も。渋滞の間も、バスが路肩に止まっている時も、根を上げそうになる乙女のダムを必死に押さえ込み、くじけそうになる心を奮い立たせて、折角ここまで我慢したのに。
 最後の最後に立ちはだかる、トイレまでのあと300mの距離が、絶望的なまでに遠い。

 じゅ、じゅぅうっ、じゅじゅじゅッ

 下着の股布を貫通して噴き出すオシッコが、押さえ当てた手のひらの奥に激しく吹き付け、手のひらの器から溢れ出す。仰け反る体勢の我慢と合わせて、手の中にオシッコをしているのを周りに見せつけているような格好である。
「はぁあ……ぅ、ぁ……ぁんっ……」
 スカートの奥にじわじわと広がってゆく熱い滲みは、いよいよ拡がり、さらに広がった水門からぶしゅうううと凄まじい水圧が手のひらに叩きつけられる。
 小百合はおなかの中が空っぽになるまで。脚の間の手のひらの器に、オシッコを出し続けるのだった。
[ 2013/08/29 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)

社会見学バスの話・71 2年A組の“マーキング” 


「見てみろよ、ほら、あれ」
「うわ……すげえ……。あれ、全員そうなのか?」
 少女達を取り囲む人々の中、特に男性を中心にして、隠すことなく下卑た視線を向けてくる者たちもいた。思春期の女の子が人前でオシッコを我慢している仕草なんで、それだけでも十分に『ある趣味』をもつの男達にとっては垂涎の光景であろうが――十代の幼さを残した彼女達が羞恥に顔を紅く染め、俯いてきつく唇を噛み、言葉少なに脚をモジ付かせる様は、男達の欲望を誘うに確実であった。
「やべえ、これ、ちょっと俺目覚めそうかも」
「馬鹿言ってんなよ」
「いや、ほら、だってさあ」
 荒い吐息を必死に堪え、押し寄せる尿意の波に喘ぎ声を漏らし、見られまいと濡れたスカートの肢体をよじり、立ち止まって硬直した足元にぱしゃぱしゃと新鮮な水流が迸る――そんな有様の少女達が十人以上、延々とサービスエリアを横切り歩いてゆくのだ。
 滅多に見られない光景に、容赦なく携帯カメラのレンズが向けられ、シャッター音までもが響く。同様に動画だって撮られているだろう。
 人一倍羞恥に敏感な年頃の少女にはあまりに無残な仕打ちだ。
「本当、もうなんなのあの子達……信じらんなくない?」
「ですよねー。ちゃんと漏らす前にトイレ言っとけッて感じ。つかいい歳して、恥ずかしくないのかなあ。我慢しろっての」
「ねえねえ、ママー、あのお姉ちゃん達おしっこだよ、おトイレ我慢してるよ!」
「ほら、指差さないの! そうね、キリエはちゃんと我慢できたものね、えらいえらい」
 一方、女性陣はどちらかと言えば軽蔑、あるいは侮蔑の感情が強い。自分たちもトイレ、排泄に関しては同じように人一倍の苦労をしているだけにか、サービスエリアで漏らしてしまった少女達、同性の痴態に対しては殊更に冷ややかだった。
 そして。
「間違いないって! ほら、良く見ろよあの子達、絶対そうだって、さっきのバスから降りてきた子達だって……」
「うぉお……マジか? さっき見逃したんだよ俺……うわあ……」
「だ、だれか、カメラ、カメラ持ってねえ!?」
 高速道路の大渋滞において、並ぶ車列はほぼ同じ速度で進む。この時間、サービスエリアに辿り着いて休憩している数多くの車の中には、佳奈たちを乗せたバスの近辺を並走していた車も少なくなかった。
「ちょっと……なに、本当に漏らしちゃったの? バスの中で済ませればいいじゃん」
「いや、でもあれはしょうがないんじゃないかなあ……」
 進まぬ渋滞の車列、不自然な路肩停車を繰り返す不審な運転をしていたバスと、そこから降りた9人の少女――あの一連の『不祥事』の顛末をしっかり覚えている者が、この場にも居たのである。
 あの時、高速道路の路肩で起きた一連の事件は、忘れるにはあまりにも鮮烈で衝撃的な光景であった。
 制服姿の少女たちが、路肩に止めたバスの陰でオシッコをしようとしていた事や。
 動き始めたバスに気づかずに、下着を下ろしスカートをたくしあげ、女の子の大切な所をあらわにしていた事や。
 高速道路の路面に恥ずかしいオシッコを噴き出させる瞬間や。
 その後動き出したバスを追いかけ、パニックになって転んでしまう少女や。
 満足に下着も引っ張り上げられないまま、ほぼ下半身丸出し状態で足の付け根を抑え込み、バスを追いかけた少女たちの恥辱の姿を、目撃者達は一部始終仔細漏らさず記憶していた。
 いまもあの路肩に残されているであろう女の子のオシッコの『マーキング』は、あのバスに居た2年A組の少女たち全員に、オシッコ我慢の限界にあるという烙印を焼き押したに等しい。
 同じ制服と同じバス、その符号ははっきりと、高速道路で起きた痴態とこの場を歩く少女達を結びつけ、一つの結論を弾き出す。
 いや。たとえそれを知らずとも、おなじ制服を着た少女達が激しく身をよじり足踏みをし、サービスエリアの一点へ脇目もふらずに進む様は、他に誤解のしようがない。
 ギュッとスカートの上からあそこを押さえる恥ずかしい格好をしていれば、全員がオシッコをがまんしているのはすぐに分かることだ。
 噂はさざ波のように広がり、さらに多くの好奇の視線となって少女達につき刺さる。逃れようにも隠れる場所はなく、目指すトイレまでは遠い。押し寄せる尿意が下腹部の刺激と共にじゅじゅううと溢れ出して地面を直撃し、それがまた何よりの『証明』となってしまう。
 紺色の制服は、2年A組の少女達の所属を示すだけではなく。彼女達が限界までオシッコを我慢し続けていることを、周囲に宣伝しているに等しかったのだ。
[ 2013/08/28 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)

社会見学バスの話・70 トイレ我慢巡礼路 

 解放されたバスの扉から、多くの女子生徒がパーキングエリアのトイレに向かって進んでいた。
 脚の付け根を押さえ、太腿をすりすりと擦り合わせ、お尻を突き出してくねくねと揺すり、前かがみのつま先立ち。走るなんてもってのほか、これ以上スカートの奥に被害を広げないよう、慎重に慎重を期した擦り足が精々の、走っているなんてとても言えないのろのろ歩き。
 それでも彼女達にとっては激しいオシッコ我慢を続けながらの『全速力』である。公衆トイレまでの最短距離300mはあまりにも遠く、果ての無い道のりだった。
 わずかな段差をまたぐだけで下着を押さえた指の間からぷしゅるると雫が噴き出し、白い腿を伝いふくらはぎを流れ落ちる。アスファルトの舗装を小さく躓くつま先が、じゅじゅと濡れた足跡を引きずる。
 急激な尿意の波によって舗装の上で立ち止まってしまった少女が、新しくサービスエリアに入ってきたクラクションに急かされ、突きだしたスカートのお尻から、押さえた下着越しに激しくぱしゃぱしゃと水流を噴き出させてしまう。
 そこかしこで我慢の限界を迎えた2年A組の生徒たちがしゃがみ込み、立ち止まり、我慢の限界に漏らしチビったオシッコで駐車場を濡らして中九。
 それを指差し、あるいは蔑むような視線を向けて、多くの人々が囁きかわす。
 彼等は少女たちの姿を見ては、憐憫や同情の、あるいは軽蔑や嫌悪の――そしてなによりも、滅多に見られない奇異な光景への好奇心と興味に満ちた視線を寄せていた。
「あのお姉ちゃんたち、オモラシしてるよ!!」
「やだ、間に合わなかったの……? ……可哀想……」
「ちょっと、あの子もよ? ねえ、ほら、あの制服……同じ学校なんじゃない?」
「ほら、○○学院の……結構いいところの学校じゃない。みんなオモラシしちゃってるの? やあねえ……」
 人ごみの中には、事情の良く解らない他の乗客に、経緯を説明している観光客の姿まである。途方もない時間の限界我慢を強いられたうえで、さらに無慈悲にも恥辱を烙印を押されるようなものだ。
 オモラシ、オシッコ、トイレ。みっともない、恥ずかしい、我慢できないの? 容赦ない単語の羅列に少女たちの繊細な羞恥心は無惨に切り刻まれていった。
 悲壮な表情は辛い我慢の汗に湿り、涙に濡れ、食いしばった歯が羞恥に震える。
 並ぶ2年A組の生徒達は、みな同じ制服姿である。ソックスやタイツを変えたり、ジャケットの代わりにブラウスの上にベストを着ている生徒もいるが、その大半は同じ学校の、同じ学年の生徒であることは一目瞭然だろう。
 その彼女達が一人の例外もなく、はっきりと『オシッコを我慢してます!』と宣言しているに等しい姿で、サービスエリアの端の駐車場から、公衆トイレへの道のりを、苦悶と喘ぎに表情を歪めながら、ゆっくりと進んでゆく。
 脚をきつく交差させて、擦り足のその歩みはもどかしいくらいに遅く、そこかしこで立ち止まっては激しいおチビリを恥ずかしい下腹部の中心から噴き出させ、じゅじゅうと下着から勢いよく黄色いオシッコを染み出させては地面に水たまりを作ってゆく。
 アスファルトに点々と並ぶ水たまりは、恥ずかしいオシッコ巡礼路の案内図のようなものだった。
 一度しゃがみ込んでしまい、激しいおチビりをほとばしらせて地面に大きな水たまりを広げては、それでもなんとか心を取り戻してまた歩き出す。そんな少女も多くいた。
 公衆トイレまでの300mは、バスからトイレに向かう最短コース。必然的に生徒たちは皆そこをなぞるように歩くしかない、少女たちのトイレ我慢巡礼路だ。
 先を行くクラスメイトが地面に噴きこぼしたオシッコの痕跡は、その後を通る少女達に、その色に、匂いに、『ここがオシッコをしてもいい場所ですよ』と囁いているかのよう。むろんそんな事実はないのだが、限界寸前まで溢れそうになっている乙女のダムは、誤認のままに放水命令を連発し、股間の水門を解放せよと叫ぶのだ。
 2年A組の恥ずかしいオシッコ我慢巡礼路を示すいくつもの水溜りをさかのぼれば、それは駐車場の端に止められたバスへと繋がっている。
 バスの前には、思いつめた悲壮な表情で、あるいは羞恥と屈辱に顔を歪め、しゃがみ込み、動けなくなったままぱちゃぱちゃと足下に恥ずかしい水流をほとばしらせる少女達の姿があった。バスを降りたはいいものの、もうそれ以上動けなかった生徒たちは、深く身体を曲げたりしゃがみ込んで動けなくなったまま、乙女の恥ずかしい水流で地面を濡らしている。中にはとうとう開き直ったか、恥を忍んで下着を下ろし、バスの前で勢いよくオシッコを始めてしまう少女もいた。
 社会見学バスを思う様マーキングし、勢いよく流れおちる少女たちのオシッコ。
 この貸切バスが、たったいまおなかの中をオシッコでぱんぱんにした2年A組の女生徒28人を満載にしてサービスエリアに到着したばかりだということまで、白昼の元に晒していた。
[ 2013/08/27 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)
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