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社会見学バスの話・28 羞恥の高速道路2 

 さらに最悪な事態へと陥ってしまったのは、その隣――佳奈のすぐ横で中央分離帯のほうを向いてしゃがんでいた陽菜である。
 彼女はちょうど頼子と逆に、バスに向けてお尻を向け、中央分離帯の茂みに向けてオシッコをするつもりだった。つまり、道路側には背中を向けた格好だったのだ。そのため陽菜はバスが動いたことに気付くのが、他の生徒よりもかなり遅れてしまった。
 陽菜が異常に気付いたのは、皆よりも数秒ほど後。完全にバスが移動し、ちょうど、まさに脚の付け根から本当の勢いで、オシッコを迸らせた瞬間だったのだ。
 可愛らしいお尻の谷間を晒し、その奥にある女の子の放水孔から、誰にも見られない安堵と共に放たれる、女の子の本当のオシッコ。

 ぶっじゅぅううううううう!!!

 トイレの個室の中でしか許されないであろう、本当の勢いでオシッコ――地面を激しく打ち、飛沫を飛ばして波打つ、野太い水流。その勢い、量については、成人男性の平均的なそれ等はるかに及ばない。
 我慢に我慢を重ねてきた末の、ようやくの尿意からの解放だった。
 たとえここが本当のトイレはない、高速道路の片隅であったとしても、陽菜の行為をはしたないと責めることはできないだろう。そもそも彼女達は、我慢に我慢を重ねてついに耐えかねたオシッコを済ませるためにバスを降りてやって来たのである。
 そこでオシッコをすること自体は、なんら責められて良いものではない。
 だが――そのせいで。
 陽菜は完全に安堵して緩んだ排泄孔から、遮るもののなく羞恥の水流をほとばしらせるその姿を、動いたバスの陰から完全に曝け出されてしまったのであった。
「はぁあぁ……んっ」
 うっとりと、甘い吐息が少女の唇を震わせる。極限からの解放状態にある陽菜の耳には、周囲の喧騒も、隣のクラスメイト達の悲鳴も、届かない。
 女の子の最大の秘密――同じ女の子同士でも、絶対に見せる事のない、秘密の行為。
 トイレと言う、排泄のための場所でなお、個室の中にそっと隠れ、音消しの水を流しながら済ませる本当の排泄。想像される事すら恥ずかしい行為が、衆目に晒されていた。
 ちょうどバスの後ろにいた二車線、前後6台の乗用車は、路肩にしゃがみ込んで、ものすごい勢いでオシッコをする、各別の美少女の姿を目の前に見ることになった。
(やっと、やっとできた……オシッコ出る……っ)
 トイレでない事の不安もあるため、陽菜は心持ち、完全にしゃがみ込む姿勢からおしりを浮かせ、膝を曲げ切らない、姿勢を取っていた。その状況で以上に気付き腰を持ち上げてしまったものだから、身体はちょうど前屈のような体勢になり、オシッコは陽菜のおしりの側、つまりバスのあった、高速道路の中央に向けて大きくほとばしってしまったのである。
 まるでホースで水を撒くように、羞恥の水流が高速道路の路面に撒き散らされる。
 長い間の我慢によって、しっかりと濃縮されたオシッコは、遠目に見てもその薄い黄色の色がわかるほどだった。色濃いオシッコが焼けたアスファルトを打ち、湯気を上げる様は、その場にいたほどんどの車から丸見えだったのだ。

 ぶじゃぁあああああ!!!
 じょじょっ、じょぼっ、じょぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!

(オシッコ……キモチ、いい……っ♪)
 まるで見せつけるかのような、各別のサービス精神すら見せての“かぶり付き”で披露される、少女の野外排泄。
 躊躇いなく放たれる水流が、アスファルトに滴り、中央分離帯の緑の茂みを揺らすその有様は、天地創造と共に大地に恵みの雨を降らせるかのような、一種の荘厳さ、芸術性すら伴っていた。
 激しく噴きだす最中にあってすら、薄黄色の色合いを見せるオシッコは、長時間にわたる我慢で少女の身体に延々と閉じ込められ、強烈な尿意によって煮詰められたものであることをありありと窺わせる。色と湯気ひとつとっても、アレを我慢しているのがどれほど辛いのことなのかは一目瞭然だった。
 陽菜は、誰よりも辛い尿意を抱えながら、それでも気丈にそれを飲み込んで、皆をバスから誘導していたのである。
 そんな健気な少女が、車道に満ちた好機と欲望の目に晒されるなど――悲劇としか言いようがない。
 陽菜が、足元に差す陽射しによって、異常に気付いたのは、その直後このことだった。
「ぇ……あ、………え?」
 いつしかバスが消え失せていることに気付き、陽菜はパニックに陥った。
 懸命に尿意を堪え、羞恥に耐えてしゃがみ込み、排泄衝動の解放という天国の悦びを甘受したまさにその瞬間。我に帰れば、お尻を丸出しにしてオシッコをしている姿で、路肩に取り残されていたのである。
 少女の感じた動揺は計り知れぬものがあっただろう。
「ぃ、嫌……っ!? な、なにっ!? なんなのっ!?」
 車線の向こうから、見知らぬ車の大行列が押し寄せる。彼等の視線と、身をよじった陽菜の視線がかちあった。
 陽菜の動揺はその瞬間に極限へと達する。
 ほとんど反射的に立ちあがろうとした脚は、しかし足首まで下ろしていた下着の事を忘れ、その場に脚を取られて転んでしまう。身を庇おうと突き出した手は、辛うじて少女の身体を地面にたたき付ける事を防いだが――転倒の衝撃で跳ね上がったスカートは背中の上に大きくまくれ上がり、お尻を腰骨の上まで丸出しにしてしまった。
 ――そう。
 陽菜は、今度は大きく四つん這いになるような格好で、何も身につけていない下半身を、車道に向けて見せつけるような姿になってしまったのだ。
「っ…………ァ……ぅ、」 
 もはや悲鳴など声にもならない。少女の顔は青ざめ、血の気が失せるように表情を失ってゆく。
 その間にも、オシッコは止まらない。
 括約筋はコントロールを失い、乙女のダムの水門は開きっぱなしのままだ。ダムの底に空いた大穴から、恥ずかしい水流がすさまじい勢いで噴き出し、まるで道路全部を埋め尽くさんばかりの勢いで迸る。
 まるで、飼い犬の散歩のような姿。手と足をついて這いずるような格好で身体を震わせる陽菜の、股間から。その真下へ向けて、猛烈な勢いで陽菜のオシッコがアスファルトを打ち、みるみるうちに地面に黒い水たまりを広げてゆく。
 ありえない光景に、車道にどよめきが広がっていった。
[ 2012/08/28 09:00 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)
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