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社会見学バスの話・77 少女たちのオシッコタイム 

 少女達の理性と倫理を打ち崩すに十分な、悪魔のもたらす水の誘惑。堪え切れない尿意のなか、頬を紅くした少女の一人が、ぼうっとした表情のままでびしょびしょに濡れたスカートの裾をつまみ、軽く持ち上げる。
「んっ……」
 棒立ちの姿勢から心持ち脚を広げ、ぶるると背中を小さく震わせ、わずかに眉を寄せ、小さく息を詰める。その姿から彼女の『予兆』を感じ取った者が、その場にどれほどいただろう。
 けれど、それはこのオモラシが始まった瞬間よりも、重大かつ強烈な出来事の瞬間だった。スカートをつまんだまま、少女はきつく噛んでいた唇を緩め、ふっと息を抜く。
 脱力――即ち、緊張からの解放。そう、少女は脚の付け根の水門を意図して緩めたのである。

 しゅるしゅるしゅるるる……しゅうううううう……

 途端、少女の下腹部で漏れ始めた水流が細い音を立て始める。そう、2年A組28人の中で初めて、ついに自分から『我慢するのを諦めた』少女が現れたのである。
 尿意への抵抗を諦め、恥辱に塗れることにも自棄となり。乙女のプライドを投げ出して、下半身の力を抜き身体の求める排泄の欲望のままに任せたのだ。ここは屋外、露天、衆目の中だ。決して、オシッコをすることの許される場所ではないはずなのに。
 それは、クラスメイト達への明らかな裏切りであった。こんな状態になってもなお必死に我慢を続けてきた2-Aの皆のいじましい努力を否定し、侮辱する行為にも等しかった。
 無論、誰が口に出して確認し合ったわけでもない。委員会を開いてそうしようと決めたわけでも、多数決で議決をとったわけでもない。それでも――全員で、最後まで、ちゃんとした方法でオシッコができるまで諦めず我慢することは――バスが高速に飲み込まれたあの瞬間から、2年A組全員が共有していた不文律であった。
 路肩にバスを止めて、野外でオシッコをしようとしていた時ですら、それは固く守り続けられていたのだ。
「ん……ふ、っ」
 少女の反逆はそれだけに留まらなかった。オシッコ我慢を諦めたのみならず、この少女はそのままの体勢で下腹部に力を込めたのである。
 途端、それまでとは比べ物にならないほどの水音が響き渡った。

 ぶじじゅじゅじゅうッ!! じゅばばばばじゅばああああああああっ!!

 スカートの裾を水圧で捲りあげ、吹き飛ばさんばかりの野太い水流が、立ち尽くす少女の足元へと向けて噴き付けられる。下着の中にでも蛇口を全開にしたホースでも突っ込んでいるのではないかと錯覚しそうなほどの、凄まじい放水であった。
 地面の高い位置から噴出するオシッコは地面を叩きつけ、周囲の少女達の制服まで飛び散る。跳ね返る水流でもはや少女はずぶ濡れ、下半身どころか、制服の上着すらも無事ではない。
「はぁ、はぁぁーっ……っ、はあぁぁぁーーっ……んッ、ふ、はぁあああぁあぁーーー……ッ……」
 長い長い我慢の呪縛から開放され、少女の身体が陶酔の中小さく痙攣する。腰が砕けて脚が震え、一方で身体はまるで宙を飛んでいるようにふわふわと軽い。噴き出すオシッコで身体が浮かんでいるのではないかと錯覚するほどだ。
 額に浮かぶ汗、緩む頬、焦点を結ばない瞳――あまりにも幸せそうで、幸福に溢れた彼女の顔を見て、周囲の少女達も思わず息を呑んでしまう。

 ぶじゅじゅじゅばあああああああああッッッ!!!!
 びしゃぁあっ、ぶじゅぅ、ぶじゅじゅぼぼぼぼボボボボボ……!!!

 勇ましくすら聞こえる豪快極まりない放出音。立ったままだというのに、彼女のオモラシはまるで躊躇がみられなかった。トイレの個室の中、音消しの流水音のなかでしか許されないはずの、本当の『オシッコの音』を響かせ、なお激しさを増す。
 形振り構わないどころか開き直ったかのような姿は、どこか誇らしげですらあった。これはもはやオモラシ等と呼べるものではない。服を着たまま、堂々と立ちションを――これが、彼女にとって正しいオシッコの仕方なのだと、宣言しているかのように。盛大な放水音は、たった一人で他の少女達の十人分に近い排泄音を掻き消してしまっていた。
「ぁはぁ、はぁっ、はあー…っ……はぁあぁああ……」
 その有様に、またも少女達の理性のたがはひとつ外れていった。
 これまで頑なに、オモラシという最終事態に至るに当たってもなお守り抜かれていた、『オシッコを漏らしちゃダメ』という、根本にして根幹の、ある意味で少女として当たり前の禁忌。
 彼女の行為はそれをどこかへと押しやってしまうものだったのだ。必死に静止する理性を押しのけ、少女達の身体は本能に従おうとする。今この時、この場で――トイレでも何でもない、サービスエリアの中央の屋外。大混雑の人混みのど真ん中で、このままオシッコをしてしまってもいいのだ、という、とんでもない錯覚。

 我慢の終局の解放感に包まれ、少女達にもはや正常な判断は不可能だった。
 私も、私も、私も。擦り切れた羞恥心は、尽き果てた理性は、下半身を蕩かさんばかりの排泄の解放感に抗えない。噴き出すオシッコの振動は恥骨に響き、背筋を伝って、少女たちの意識を恍惚に染めてゆく。

「はぁあ…ッ、あぁ……、んんぅ、っ……♪」
「ぁ……ぁあっ……はぁん……ッ」

 乙女の矜持を繋ぎとめていた最後の枷が外れていく。野太い排泄音は一気にその数を増し、そこかしこで水門は全開、蛇口のホースを押し潰し、スプリンクラーを稼働させたような凄まじい水流が噴き上がる。
 2年A組の少女たちの、公開オシッコタイム。
 次々に響く「本物の」オシッコの音――いつしか彼女達の脚元に拡がる羞恥の水たまりは、左右のクラスメイト達のものと一つに繋がってくっつき、巨大なオシッコの湖へと変貌していく。黄色い湖の中に靴を、脚を、下半身を浸しながらなお、少女達のオモラシはなお止まろうとしなかった。
 苦痛の極致である限界オシッコ我慢から、一転してのオモラシのもたらす天上の快楽。足元に盛大に吹き付ける水流。股間に張り付くびしょびしょの下着、下半身を温かく包み込む濡れた制服。
 この経験がいまだ未成熟な少女達の心に、彼女達に歪んだ性癖を植え付けてしまうことは必然であろう。28人のオモラシ少女達に、忘れ難い経験を。
[ 2016/08/12 17:07 ] 長編連載 | トラックバック(-) | コメント(-)
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